2016年2月22日月曜日

(英語勉強法) 多読するには簡単な洋書を読めばいいの? (2/2)

では「英語でグローバルな仕事をする」という目的に合った、仕事に関する本であれば「多読」は有効なのでしょうか?

例えばマーケティング、ファイナンス、IT、マネジメント等のスキルに関する本。

このような本で使われている単語やフレーズは確かに仕事で使えるものばかりです。

「ビジネス用語に慣れる」というのは役立つかもしれません。

しかし問題は、

1) 集中力が続かない
2) 一気に読み切れない
3) やはり何も頭に残らない


という点です。

読んでいる途中はそれなりに楽しめますし、「なるほどこういう言い方をすれば良いのかぁ」という体験はできます。

しかし、読んでいる途中から前の章の記憶が次々と飛んでいってしまいます。

また、ある程度読んでだところでしおりを挟んでおいて、さて1週間後に再度そのページを開いた時、記憶は完全にリセットされていたりします。



私も頑張って洋書にチャレンジしたことがありました。

ジムの自転車を漕ぎながら約4週間を掛けて、良いマネージャーになるための本を読破しました。

「すごく良い本だった」という印象ですが、

今覚えていることは「この本を読破した」という事実だけです。




日本語のビジネス書でも同じ経験をしていますよね?

「良い!」と思えた本であっても、意外に覚えている箇所は一つか二つくらいだったりします。

これではあまりにも投資対効果が良くありません。



英語を読むのであれば短い文章の方が良いです。

例えば、英語の勉強法を紹介している無料の記事等です。

これであれば自分の目的にも合致していますし、集中力も持ちますし、また一度で読み切ることができます。

加えて、読んだ英語を自分のものにするために大事なことは、読みながら印象に残ったフレーズをどんどん単語帳に登録するのです。

こうすることで、単語やフレーズが自分の記憶に残るための第一歩を踏み出すことができます。

単語帳の重要さについては以下のトピックもご覧下さい。

(英語勉強法) 単語帳を使ってもボキャブラリーって増えないの?(1/2)






0 件のコメント:

コメントを投稿