リスニングの大切さについては、ここで何度も強調している点です。
少し前に、まさにリスニングが出来て、逆にスピーキングがイマイチでも全く問題なし!というエピソードがあったのでご紹介します。
会社でとある研修が開催されまして、海外拠点のローカルスタッフが日本に一堂に会すことになりました。
私もローカルスタッフではないのですが参加していました。
研修はレクチャー形式で行われ、もちろん英語です。
とあるコマで、あまり英語が得意ではない講師の日本人がいました。
その人は単語をつなぎつなぎして話していたのですが、非常に情熱的で、外国人はみんな前のめりになって聞いていました。
一通り説明が終わった後、Q&Aセッションがあったのですが、その人のリスニングは完璧で、外国人がナチュラルスピードで話す質問をはっきりと理解していました。
回答はやはり単語単語なのですが、きちんと意思疎通が取れていたのです。
なるほど、これが本当のコミュニケーション能力か、と思ったくらいです。
そして最後には拍手喝采が起こりました。
正直、少し感動しました。
相手に伝えたいという気持ちは本当に伝わるんだなぁと心底思ったのです。
このエピソードがあって、やはりリスニングと言うのは本当に大事なんだなぁと思い知らされました。
リスニングさえできれば、意思疎通はどうにかなります。
スピーキングは情熱さえあれば、単語をつないで伝えることができます。
ボディランゲージも込みです。
しかし、リスニングだけはちゃんとできていないとどうにもなりません。
聞き返すこともできるのですが、毎回聞き返していては、相手に悪いという気持ちが自分の中で出てきて、結局聞かずじまいになってしまいます。
気合いを入れてリスニングを継続しましょう!このブログでは一生懸命いろんな表現を紹介しておりますが、それは表面的な部分でもあります。
もちろんフレーズを覚えるのは大事ですが、それと同時にコミュニケーションそのものの大事さというものも伝えていきたいと思っております。
Thank you all for today. See you next time!
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